ニュージーランド生まれ。14才で英国メニューイン音楽学校に留学。 巨匠メニューインと共演。イスラエルのテルアビブ大学大学院、英国王立音楽大学大学院で学ぶ。 サイモン・ニコルズ、ルイス・ケントナー、ヴラド・ペルルミュテール、イリーナ・ザリツカヤ、アレクサンドラ・アンドリエフスキーに師事。
ベーゼンドルファー国際ピアノコンクール第3位、モントリオール国際ピアノコンクール第4位、ショパン国際ピアノコンクールディプロマ及びショパン奨学基金委 員会賞、ベートーヴェン国際ピアノコンクールディプロマなど多数のコンクールで入賞。 PTNAピアノコンペティション特級銀賞受賞。
ラフマニノフ24の前奏曲及びベー トーヴェン、ラヴェル、ラフマニノフのピアノ作品集、ショパン24のエチュードのCD3枚をスウェーデンのIntim Musikレーベルでリリース。 イリーナ・ザリツカヤ( マウリツィオ・ポリーニの優勝した1960年の第6回ショパン・コンクールで第2位及びマズルカ賞、ポロネーズ賞を受賞)のもとでは18年近く研 鑽を積む。
2017年5月のショパン24のエチュードのC Dリリース後、同年9 月にショパン24のエチュード全曲演奏会(東京)を開催し、その後も東京、大阪、仙台、 ロンドン、東京と全曲演奏会をこれまでに6回開催した。
2回目からはインターヴァル無しで24曲を演奏しており、仙台公演( 4/21 ’19)、東京公演( 12/22 ’18、1/16 ’20) は「音楽現代」誌で大きく取り上げられ、またロンドン公演( 10/27 ’19)はイギリスの「 Musical Opinion」 誌(1877年創刊)の2020年1月~3月号で大変高く評価された。
国内では全曲演奏会に続けて行うショパン24のエチュードのマスタークラスで演奏法の披露、指導も行って来ている。 日本演奏連盟正会員。 日本ショパン協会正会員。 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。
~~~~~
「高難度のテクニックと、最高の芸術性の両方を併せ持つ、全24曲のエチュード、たった1曲でもハードルが高いが…一気に演奏するとなると、テクニックは勿論、 タフな集中力と体力、柔軟性など、様々な要素が必要となってくる… 藤田は、… 情感豊かに…キラキラ輝く音色で歌わせ…美しい天上のメロディーにうっとり させられ…気高さを感じる…」
横谷貴一 2019( 「音楽現代」2 019年3月号より)
~ショパン24のエチュード全曲演奏会とマスタークラス 12/22 ’18 於 カワイ表参道「パウゼ」~