“... deeply gifted as a musician.” Vlado Perlemuter, 1983
“... intensely poetic ...” Yehudi Menuhin, 1991
“… her artistry is always supremely at the service of the music and the composer …” Simon Nicholls, 2019
「…このCDのどこがどのように優れているか。それをくどくど説明するまでもないだろう。CDを一聴すればすぐにわかることだから。… 」
青澤唯夫 2017 ( CD Chopin 24 Etudes Op10 & Op25 Megumi Fujit a ライナーノーツより)
「 …ザリツカヤは、ピアノ界では知る人ぞ知る存在で… ケントナーは、作曲家で哲学者・民俗学者・言語学者の高名なゾルタン・コダーイ(1882 ~1967)に師事した 人物であり、ペルルミュテールは、モーリス・ラヴェル(1875~1937)アルフレッド・コルトー(1877~1962)を師に持つ世界的ピアニストである。というわけで、 藤田のピアノの系譜は音楽史上に名を残す人物に行き着く。
… これこそザリツカヤから継承した「ショパンの音」を再現… ショパンが芸術的創造性と技巧や 音楽性を取り入れた、芸術作品としての練習曲を彼女は奏でている。 …全体を通して藤田の凄さは、ミケランジェリがポリーニに継承させたダンパーペダルの 制御により、音が一切濁らないことである。やはり父が外交官であったアルヘリッチに似た環境の藤田ならではの秀逸なショパンであった。」
新渡戸常憲 2019
「音楽現代」2 019年7月号
~ショパン24のエチュード全曲演奏会とマスタークラス 4/21 ’19
カワイ仙台「ヴェルデ」~
「 …このプログラムは大成功であり、際立って心を引きつける力があることが証明された。 …統制力に優れ、音楽的な洞察を持ったひとりの芸術家に よる非常に深い情感と隅々にまで行き渡る熟達の演奏技術が融合した演奏であった。
彼女のテクニックはこの上なく素晴らしく、しかも彼女がショーマンシップ とは完全に無縁であることは敬服に価する。… このような献身的なピアニズムと徹底して真剣なアプローチにより藤田めぐみに聴衆の多くからスタンディング オベーションがおくられたことは至極正当であった。… 近いうちにロンドンでまたこの芸術家を聴きたいものだ。」
ロバート・マシューウォーカー「ミュージカル オピニオン」2020年1月~ 3 月号
~ショパン24のエチュード全曲演奏会 10/27 ’19
セントジョンズスミススクエア ロンドン~